20代前半の頃は、
手に職を付ける目的で正社員になる。
正社員になって、そのスキルはある程度身についたのだが…
当時の自分は、
”将来家族を持った時に、出来ない事をしておこう”
”将来家族を持った時に、勝手に休む事が出来ないだろうから”
と、会社に連絡しないで突然休む事も多かった。
幸い、皆仲の良い会社だったので、
”家は出たが、二日酔いが酷く近くの公園で休憩して、
9時を過ぎた頃、遅刻するなら休もうという事でその足で
大阪城に行ってました”と皆に伝えた。
結局、そんな事が何度か続き、僕が休むと、
”昨日はどこに行ってきたの?”
”また、大阪城。平日は外人さんが多かったよ”と…
現場の皆も笑ってくれる、良い職場だった。
当時の僕は腰迄髪の毛を伸ばしていた”メタル兄ちゃん”だったし、
社長や上司にも可愛がってもらっていた。
そう思って、今考えるとやってはいけない事を
分かってやっていた、そして理解してくれる環境だったから、
今は基本的に会社を休む事が無い。
有給があるのは分かっているが、
例えば身内の不幸や、出社出来ない位の体調不良が無ければ、
休む事は無い。いや、休みたくない。
きっとそう思って、若い時に割り切って休んでいたから、
今はその分、自分自身が休むという概念が無くなったのだろうと思う。
今から考えてみて、まだ良かったかな…と思える事は、
普段通り起きて仕事には向かう…
事でしょうか…そもそも良くも、くそもないが…
当時親と同居していたが、仕事を休むと親に心配を掛けるから
先ず会社に向かう…という訳では無く、
会社に向かう気持ちはしっかりしている、
途中で体調が悪化し、会社近くの公園で休憩してると9時を迎える。
遅刻するなら休んでしまえ~と、
体調が回復後、家には帰らずお金も掛けない様、
色んな所を散策して歩き回っていた。
いわゆる…
エア出勤。
もし、会社を休みたいから家に居た。
ずっと家で過ごした。のであれば、
もっと閉塞された自分が、今でも居たかもしれないな、と思う。
このブログでも書いてきた、
日曜祭日でも外出しよう、と書いてしまうのは、
それがあるからかもしれない。
この話は僕の嫁にも話してる。
当然笑っていたし、僕の無くなった親父も
同じ様な生き方をしていた。
これは、絶対遺伝してると思う。